持続可能な社会に向けて ― 2025年上半期の取り組み

持続可能な社会に向けて ― 2025年上半期の取り組み

2025年も早いもので半分が過ぎようとしていますが、今年の上半期で達成した成果について、弊社スタッフ一同、誇りに思っております。

 

2025年3月には、当社が開発を進める蓄電池事業の第1号案件(福岡県田川市、送電端容量30MW・定格容量130MWh)において、株式会社三菱UFJ銀行とソシエテ・ジェネラル銀行(東京支店)との間でプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結いたしまして、2025年6月末に融資実行いたしました。本蓄電池事業は2023年度の「長期脱炭素電源オークション」で落札した案件です。

 

当社は、再生可能エネルギーの導入量が大幅に増加するなか、需給バランスの安定化に貢献することというミッションを掲げており、発電源の脱炭素化に向けて、系統用蓄電池事業等の調整力の開発に取り組んでいます。

 

2025年4月には、社会的養護を受ける子どもたちの学業や進学を支援することを目的に、奨学金制度「みつばちフェローシップ」を設立、秋田県での活動を開始しました。本制度は、児童養護施設や里親家庭から推薦された子どもを対象に、給付型の大学奨学金のほかに、「みつばちロケット」プログラムとして、将来の高等教育を目指す中学・高校生の勉強支援(塾やオンライン講習)を行います。

 

秋田県は再生可能エネルギーや蓄電池システム事業分野において、日本国内でも高いポテンシャルを有しており、これらの事業を支えていく人材を育成するための事業と位置付けています(弊社は由利本庄市を中心に事業を展開しております)。

 

そして先月は、ISQ会長兼マネージング・パートナーのサデック・ワハバ氏とクリントン大統領をゲストに迎え、炉辺談話を開催し、弊社代表渡邊優子より、事業の進展をご報告いたしました。このイベントでは、日本の投資、ビジネス、政治の各界の代表者が一堂に会し、現在の世界情勢を振り返るとともに、日本をはじめ、そして世界におけるインフラの未来について語り合うという貴重な時間を持つことができました。

 

今年も残り半年となりましたが、皆様からの温かいご支援を頂き、無事に2025年上半期を終えることができました。今年後半もこの感謝の思いを胸に、さらに飛躍すべく全力で駆け抜けて参ります。

今後も何卒ご信頼とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。